ブルガリが厚さわずか1.8ミリ(500円玉と同じ)、極薄腕時計

ブルガリが厚さわずか1.8ミリ(500円玉と同じ)、極薄腕時計「オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデル」を10本限定にて発売。お値段5221万円

ブルガリとしてはなんとしても10周年記念モデルで世界最薄の座を奪還したかったのだと思われるが
さて、「薄さ」という他腕時計ブランドが注目していない領域を追求し続けるブルガリ(BVLGARI)。

ブルガリ スーパーコピー、スーパーコピー 代引き専門店。

自身でたびたび「世界最薄腕時計」の記録を塗り替えていますが、今回なんと厚さ1.8ミリというとんでもない薄さを持つ「オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデル」を発表することに。※オクト フィニッシモ ウルトラ自体は2022年3月に発表されており、今回のモデルはそれをベースにしたオクトの10周年記念モデル

ちなみにこの「1.8ミリ」というのは500円硬貨と同じ厚さといえば「いかに薄いか」がわかるかもしれません。
ブルガリ「オクト」は10周年
ブルガリ「オクト」は2012年に誕生した新シリーズで、円と八角形(オクタゴン)をモチーフにしたデザインを持っており、その面の数は当時「130以上もある」として売り出されたもの。

発売当初はとくに薄さを標榜していたわけではなく、ぼくが欲しかった「バイレトロ」「クアドリレトロ」といった普通の厚さをもった腕時計が主流だったのですが、2017年のバーゼルワールドにて突如「世界最薄」となる厚さ5.15ミリの「ブルガリ・オクト・フニッシモ・オートマティック」を発表し、そこから一気に「薄さ」を追求する方向へとシフトしています。※バイレトロ、クアドリレトロを購入しなかったのは、そのメンテナンス費用があまりに高額だったから
ただ、今回発表されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルの厚さは「(2022年モデルと同じ)1.8ミリ」という驚くべきレベルにあり、つまり5年でその薄さを1/3くらいにまで詰めてきたということを意味します。

しかしながら、この1.8ミリという薄さをもってしても現時点では世界最薄ではなく、いまのところ世界で最も薄い腕時計はリシャール ミルの「RM UP-01」の1.75ミリ(50円玉と同じくらい)。※このリシャールミルRM UP-01は、オクト フィニッシモ ウルトラが発表された4ヶ月後に記録を塗り替えている

もちろんブルガリは今回の10周年記念モデルにて、リシャールミル RM UP-01より薄い腕時計を作って世界最薄記録を奪還しようとしたのだと思われ、しかし「0.5ミリの壁」を突破することは難しかったのかもしれませんね。

ただ、世界最薄の座は逃したものの、ブルガリは未だトゥールビヨン、ミニッツリピーター、クロノグラフ、自動巻き、永久カレンダーといったカテゴリにて「世界最薄」を記録しており、現在その記録は7つとなっています。

オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルはこんな腕時計
そこで今回発売されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルを見てみたいと思いますが、この驚異的な薄さを実現するにあたってブルガリは根本的な腕時計の設計を見直しており、「ひとつのパーツに4つの役割」をもたせることで腕時計全体のパーツ点数を削減し、この腕時計の設計段階にて8つの特許が申請されたとアナウンスされています。

仕様としては2022年のオクト フィニッシモ ウルトラに近く、しかし右上の時間を表すダイヤル上に「10」が強調されているのがその違い。

しかしながら腕時計本体以外にも10周年記念モデル特有の「特別仕様」が見られ、それはこのプレゼンテーションボックス。

このボックスにオクト フィニッシモ ウルトラを収めると、設定した時間へと自動にて時刻あわせを行い、かつゼンマイの巻き上げ(手巻き)も行ってくれるという機構を持っており、このボックスだけでも相当な価格となりそうです。

なお、お気づきのとおり文字盤の左上にはQRコードがレーザーにて刻まれていますが、これを読み取ることで10周年記念モデル専用のウエブサイトにアクセスでき、その腕時計の製造過程の画像や動画を見ることができるほか、NFTアートワークにもアクセスできるのだそう。

このオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルは10本のみの限定販売となっており、価格は5221万7000円に設定され、しかしすでに全本数が完売済みとのこと。

オメガ スピードマスター×スウォッチ「ムーンスウォッチ ミッション・トゥ・ザ・サン」を買ってみた


| まだまだコンプリートには程遠く、しかし頑張ってムーンスウォッチを買い進みたいと思う |
このミッション・トゥ・ザ・サンの美しさはシリーズ随一
さて、オメガ スピードマスター×スウォッチ「ムーンスウォッチ ミッション・トゥ・ザ・サン」を購入。

これはぼくが好きなカラー「イエロー」を持っていますが、文字盤にはシリーズ唯一の「サンレイ」仕様を採用していることが最大の特徴だと捉えています。

画像だとちょっとわかりにくいものの、見る角度によって反射の度合いが変わり、輝きが変わって見える加工がなされています。

オメガ スピードマスター×スウォッチ「ミッション・トゥ・ザ・サン」はこんな仕様を持っている
そこでこの「オメガ スピードマスター×スウォッチ ミッション・トゥ・ザ・サン」を見てみたいと思いますが、文字盤は上述の通りイエローのサンレイ、スモールダイヤルはホワイト、針(ハンズ)はレッドという、いかにも太陽を連想させる仕様を持っています。

タキメーターベゼルはホワイト、風防はドーム状。

ケースやプッシュボタン、リューズはバイオセラミック製で、リューズにはオメガとスウォッチとのマークが入ります。

ストラップはベルクロ仕様で「Swatch」の文字に・・・。

「OMEGA」文字、そして・・・。

「Speedmaster」「Mission To The Sun」「Moonswatch」の文字。

文字盤にも「Speedmaster」「Moonswatch」ロゴが表現されています。

時針と分針、アワーマーカー(インデックス)にはスーパールミノバが塗布されています。

その他の画像はFacebookのアルバム(オメガ スピードマスター×スウォッチ ムーンスウォッチ |Moonswatch)に保存中。

https://www.aimaye.com/
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ロレックス・サブマリーナ116610LV、通称「グリーンサブ」を買ってみた!さすがは王者の風格だ

ロレックス サブマリーナ 116610LV、グリーンサブを購入した 
さて、ロレックス サブマリーナ デイトのグリーンベゼル、通称「グリーンサブ(ハルク)」を購入。
Ref.116610LVですが、この「LV」はフランス語で「Lunette Vert」を表し、意味はそのまま「グリーンベゼル」。

ロレックス・サブマリーナは現在ステンレスモデルだと「デイトありのブラックベゼル(116610LN)」「デイトありのグリーンベゼル(116610LV)」「デイト無しのブラックベゼル(114060)」があり、定価はそれぞれ874,800円、928,800円、766,800円。
つまりグリーンベゼルはもっとも高い定価をつけているモデルですが、さらにプレミアにおいても、その「率」「価格」ともに高いモデル。
ロレックスの場合は「プレミアがいかに高くとも、人気モデルを購入して置いた方が良い」とぼくは考えていて、それは下記のエントリーでも実際に計算して示した通り。
今回は投機のために購入したわけではないものの、いずれはやってくる売却時に「高く売れるに越したことはない」と考えての選択ですが、何よりグリーンベゼルは見た目が華やか。

実際にブラックベゼルとグリーンベゼル両方を試着してみると明らかにグリーンベゼルの方が見た目が美しい、と感じたのもグリーンを選んだ理由です。
なお、なぜサブマリーナのグリーンベゼルが高価なのかということですが、これはモデルチェンジ前、先代サブマリーナのグリーンベゼルモデル「16610LV」の価格が高いから。

そして16610LVの価格が高い理由として、16610LVは2003年のサブマリーナ誕生50周年という節目に対する記念モデルであり、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンをベゼルに採用したという「ストーリー性」、そして限定モデルという「希少性」が加わったため。
ただ、限定モデルといいながらもその生産数量は定かではなく、けっこう作られたという説、そして実は限定ではなかったという説もありますが、実際のところは不明です。

しかしながら旧モデルの割には相場がかなり高い(今回購入した後継モデル、116610LVよりも高い)ことを見るに、やはり生産はそれなりに絞られたのだと思われ、今回購入した現行モデルの116610LVは限定ではなくカタログモデルであるにもかかわらず、先代グリーンサブである16610LVの相場、そして限定イメージを引き継いで相場が高くなっている、とも言えます。
なお、これは日産R32スカイラインGT-Rが登場したとき、限定生産でなかったにもかかわらず、それまでのスカイラインGT-Rの生産台数が少なかったこと、とくに2代目KPGC110 GT-Rでは生産時期が非常に短かったことから「R32も限定」という雰囲気が蔓延し、プレミアがつく騒ぎになったのと似ているかもしれません。
サブマリーナ購入時の外箱はこんな感じ。
おなじみ、王冠のエンボスの入った淡い黄緑色の外箱に入っています。

付属品はこんな感じ。
外箱、内箱、保証書、タグ。

ロレックスのケースは強靭な「オイスター(牡蠣のように頑強ということからつけられたネーミング)」ですが、その素材は904Lステンレス。
通常の腕時計は316Lを使用することが多いとされていますが、この904Lの利点は「とにかく硬い」。

よって耐久性も高いということになりますが、そのぶん加工も難しく、この素材を加工できるのはロレックスしかない、とも言われます。

そしてその904Lステンレスをとことん磨き上げた仕上げがこの「鏡面」。
全く歪みがないと言える鏡面であり、ここまでも面を出せるのはロレックス、そしてオーデマピゲだけなんじゃないか、と考えています。

なお、加工技術の高さとして「グランドセイコー」がよく引き合いにだされるものの、実際に見た感じではグランドセイコーの「磨き」はロレックスのレベルではなく、結構歪みがあるな、という印象。
そしてエッジの加工もロレックスならではの鋭さ。

↓ロレックスはケースサイドに映った文字も読み取れる

さらにベルトの精度も特筆もので、これだけ「隙間」が小さいのに滑らかに動くというのはまさに驚愕。
メタルベルトでこれだけの精度を持つのはロレックスをおいて他になく、こういった部分を見るとロレックスが「王者」と表現されるのもよくわかりますね。

よくロレックスは「高いだけ」と言われますが、ぼくとしてはこの精度、この信頼性を考えると「むしろ安い」と感じることも。
上述のようにロレックス特有の素材を、おそらくは世界一の加工技術を用いて仕上げており、そして腕時計としての機能も申し分ない、と考えています。

正確さではクオーツに敵うべくもありませんが、自動巻としてはロレックスより高い信頼性を持つ腕時計は少なく、というのもロレックスはあまり動いていない日でも、よく動いた日でも「日差が同じ」。
かつ、ゼンマイの巻き上げがなくなる最後の一瞬まできっちり動くわけですね。

多くの自動巻腕時計は「よく動いた日はその分進んで、あまり動かないと遅れ、そしてゼンマイの巻き上げが最後になると針の動きが遅くなる」。

しかしロレックスはまったくそういったことがなく、これはまさに驚愕以外の何ものでもない、と感じるところです。

現在、ロレックスのスポーツモデルの相場は「異常」とも呼べるもので、中には理解しがたいプレミアがついているものもありますが、このプレミアは(マフィアの資金源ということもあるものの)ある程度その性能に裏付けされたものであり、その性能にライバルが追いつくことは難しく、よって今後もその価値を維持するだろう、と考えています。

https://www.aimaye.com/
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まさかの回転式ケース採用!ハミルトンが表裏反転式腕時計、ジャズマスター Face 2 Face IIIを999本のみ限定発売

| ボクはこういったギミックが大好きだ |

もし中古で安価な物件が出てきたらぜひ手に入れたい
さて、ハミルトンが「ジャズマスター Face 2 Face」シリーズ第三弾、その名もズバリな”ジャズマスター Face 2 Face III”を発表することに(初代は2013年に発表されている)。

このジャズマスター Face 2 Face III(H32876550)は見てのとおりの回転式ラウンドケースを持ち、44ミリ、厚さ17.25ミリという迫力のサイズを持っています。

なお、限定本数は999本、価格は451,000円に設定されており、現在のところまだ在庫があるようですね。

ジャズマスター Face 2 Face IIIはこんな腕時計
このジャズマスター Face 2 Face III最大の特徴はこの「回転式ケース」。

こういった「リバーシブル」式腕時計につき、ジャガールクルト「レベルソ」などいくつかの例があるものの、この回転式というのは非常に珍しく、ギミックとしての見ごたえもなかなか。

なお、リバーシブルといっても表裏で異なるムーブメントを使用するわけではなく、ムーブメントは表裏で共有となっています(H-41)。

表面は通常のクロノグラフですが・・・。

裏面はタキメーターそしてパルスメーター用スケールを備え、それぞれの計測が可能です。

こちらの面は「フルスケルトン」、そして自動巻きローター(H文字がくり抜かれている)が見えるようになっており、なかなかにスペクタクルである、という印象ですね。

ケースの天面と側面はブラシ仕上げ、ななめの面はポリッシュ仕上げを採用しており、実際に腕に装着した状態だと、「腕の動きに合わせて反射度合いとともに表情が変わる」仕様だと考えて良さそう。

プッシュボタンは(プッシャーの裏にある)ピンがインナーケース側のピンを押すことにより、「表でも裏でも」問題なく動作するように設計されているようですね。

ストラップはカウレザーのパティーヌ仕上げ、ステッチはスモールダイヤルにあわせたブルーです。

ハミルトンは映画とのつながりが深いブランドでもある
そしてこのハミルトンは映画とのつながりが比較的深く、やはり有名なのはSF映画の(ぼく的)金字塔、「インターステラー」に登場したカーキ フィールド、通称”マーフウォッチ”。

こちらは人類生存の鍵となるバイナリコードを針の動きで知らせるという重要な役割が与えられており、もともとは42ミリサイズが販売されていたところ、最近になって38ミリが追加されています(映画公開から数年経つが、それでも新たに追加されるというところを見ると、この腕時計はけっこうな人気があるのだと思われる。参考までにファッションブランドのサカイが2023AWでインターステラーのコラボデザインを発表するなど、映画の方も人気である)。

そしてインターステラー同様にクリストファー・ノーラン監督作品「テネット」とのコラボモデル、「Khaki Navy Below Zero(カーキ ネイビー ビロウ ゼロ)Special Edition」といった製品も。※本作は時間がテーマでもあり、この腕時計は映画と同時進行で企画されている

さらに最新作としては、中国の映画「流転の地球2」とのコラボウォッチも3モデル登場。

こちらの透明ケースバージョン「ジャズマスター レギュレーター オート リミテッドエディション『流転の地球2』」は残念ながら中国のみでの発売ですが・・・。

ラウンドケースバージョン「ジャズマスター シンライン スペシャルエディション 流転の地球2」は全世界にて発売中。

まだ「流転の地球2」は観ていませんが、一作目の「流転の地球」はなかなかに面白い作品であり、ツッコミどころが満載ではあったものの、自己犠牲愛あふれる(中国らしい)いい映画だったと思います。

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世界最古の時計メゾン【ヴァシュロン・コンスタンタン編】あなたの時計、見せてください!

ヴァシュロン・コンスタンタンといえば、世界三大時計ブランドの中で最も古い歴史を持つブランドスーパーコピー。1755年より一度も歴史が途切れることなく現在に至る、世界最古の時計メゾンです。ラグスポモデルが近年は人気を集めていますが、クラシカルなドレスウォッチも非常に魅力的です。

こちらは1970年代のヴァシュロン・コンスタンタン(Ref.6903)だとコメントをいただきました。とても美しい一本です。クラシカルで端正な佇まいは現在の人気コレクション「パトリモニー」にも受け継がれている特徴ですね。

パトリモニーは250年以上に渡るヴァシュロン・コンスタンタンの伝統を強く受け継ぐコレクションで、その意味は「遺産」。

(古くから続くコレクションかと思いきや、初登場は2004年と割と最近です。50年代のモデルをエレガントさはそのままにモダンにアップデートし10ヵ所も黄金比がデザインに用いられています)

時計回りに45°右に傾けたダイヤルが特徴的なこちらは「ヒストリーク・アメリカン 1921」。

これは、車を運転する際にハンドルを握っていても、時刻を確認しやすくするための工夫から生まれたものですね。

こちらの一本はWatch & Wonders 2021で発表された貴重な100本限定のプラチナモデルとお見受けします。ブルースチールのスモールセコンドが効いていますね。

こちらは「ジュビレ 1755」。同ブランドの創業250周年を記念して2005年に発表された限定モデルのひとつです。世界限定501本。

文字盤には、伝統性と審美性を保証する歴史ある品質規格「ジュネーヴシール」のロゴが輝いていますね! ダイヤル一面に施されたギョーシェ彫りも大変美しいです。

こちらは「トラディショナル・スケルトン・ パーペチュアルカレンダー」。

パトリモニーコレクション独特のクラシカルなデザインのケースにサファイアクリスタル製ダイヤルを通して、薄型自動巻きの永久カレンダー機構が堪能できるスケルトンモデル。

シースルーバックになっている裏側からもぜひ眺めてみたい一本ですよね。それにしても美しい写真です。

ドラゴンが見据えるのは「パトリモニー トラディショナル マニュアルワインディング」。

ヴァシュロン・コンスタンタンを代表する、定番ドレスウォッチ「トラディショナル」は1930年代から1950年代にかけてのヴァシュロン製品へのオマージュをこめて誕生したコレクションです。3針、スモールセコンド、手巻き、デイトなしとドレスウォッチの王道といえる要素が揃う一本ですね。

ヴァシュロン・コンスタンタンの美しいドレスウォッチを多数ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

また次回も素敵な投稿をご紹介したいと思います。